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新宿郵便局でSuicaを使い倒す
不動産の取得と法人設立のため、36万円分の収入印紙を1週間以内に手に入れる必要が出てきた。
収入印紙をクレジットカードで直接購入する方法はないのだが、日本全国の中、唯一新宿郵便局でSuicaが使用できることが判明。なんと印紙もSuica対象商品だった。
この方法なら、間接的にクレジットカードのポイントをためることができる。俺の使っているカードは、手に入れたばかりのスルガプラチナカード。このカードを使い倒して、プレミアム返済アシストサービスでローンの繰り上げ返済をするのが、俺の今年のゴールの一つだ。
俺は早速モバイルスイカにMax 2万円チャージして、鼻息を荒くしながら会社の帰りに新宿郵便局まで出かけた。
俺「収入印紙モバイルスイカで36万円購入します。」
俺「2万チャージしてピッ!を18回繰り返します。途中でチャージ回数の制限がかかれば、そこまでの印紙代を購入します。」
俺「印紙の種類は10万、10万、6万、5万、2万、2万、1万でお願いします。」
局員「・・・かしこまりました。」
俺の担当をしてくれた郵便局員は、Suicaで高額の印紙を買いに来る客に慣れているようだった。
時刻は夜の6時を過ぎているにも関わらず、印紙売り場にはひっきりなしに客が訪れてくる。
2つしかない窓口の一つを独占する形で、俺の挑戦が始まった。
ピッ!(1回目)
モバイルスイカは、1回のチャージに最高1万円しかチャージができない。2万円分チャージをするには1万円のチャージを2回繰り返す必要がある。
1回チャージボタンを押してからモバイルスイカにチャージが完了するまで約15秒。
モバイルスイカの画面を切り替えたり、金額を入力したりすると、どんなに急いでも2万チャージを完了するには約1分かかる。その間、郵便局員は何をするでもなく直立不動のままだ。
郵便局員と俺の間にビミョーな空気が流れる。
後ろに並んでいる客たちの視線が背中に突き刺さる中、俺はチャージ・チャージ・ピッ!をひたすら繰り返した。お母さん、助けて。早く帰りたいです。俺の心がジェロニモのように叫んでいる。
できればすばやくタッチアンドゴーをして、立ち去りたかったのだが、そんな事を言っている場合ではない。
どれくらいの時間が経っただろう。そのうち自分が何度ピッ!をしたのか、わからなくなってしまった。
俺「今いくらまで購入してます?」
局員「14万円ですね・・・」
マジか?まだ半分も行ってないのか。あとどんだけ時間がかかるんだと思った瞬間、ケータイの画面上に見慣れない画面が現れた。
「クレジットカードによる入金には、一定期間にご利用いただける上限額を設けております。」
かくして限界に挑んだ俺の挑戦は、道半ばで終わった。16万円。これが俺のリミットみたいだ。
この金額が一般的な数字なのか、個人の属性によって変わるのかは定かではないが、ネットで調べてみてもどこにも情報がない。
なんなら、ここに俺が書いておこう。
ちなみにこれが、俺の初ブログエントリーだ。不動産の事を中心に書こうと思っていたのだが、それはこれから少しずつ書いていこうと思う。
2016年2月追記
先日久しぶりに新宿郵便局に行って判明したのだが、現在このスキームは使えなくなってしまった。
あるタイミングで新宿郵便局のすべての窓口でSuicaが撤去され、他の郵便局と同様、現金のみの取り扱いになってしまったらしい。
残念だ。でも、俺のせいじゃないよな?