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「モテ」を工学し、自己実現につなげる

「モテたい」と思う気持ちは、大切にしないといけない。なぜならこの想いこそが、すべてのモチベーションの源泉だからだ。
「モテたい」がすべての原動力になっているから、辛い仕事にも耐え、健康的な食生活を心がけ、外見に気を遣うといったような、日々の生活に負荷をかけることができるということに誰も異論はないだろう。
他人から良く見られたい、そしてもっともっと魅力的な存在になりたい。
口に出さなくとも、心の中でこう願う気持ちは誰にだってあるし、それは別に隠したり恥ずかしがったりするようなことではない。
本記事では「モテ」を工学的に検証し、この力がどのように自己実現につながるのかというテーマで考察をする。

モテることは人生の質を向上させることにつながる

「モテる」ためには、高いコミュニケーション能力と見た目の清潔感、そしてなによりも、ベースとなるマインドセットとして「豊かな人生を手に入れるための覚悟と向上心」をもち合わせている必要がある。
これらは一朝一夕では手に入れることができないものばかりだが、そこを目指す日々の努力の積み重ねが、異性からはもちろんのこと、同性からも好かれることにつながっていく。
周りから認められ、好意を向けられればそれが自信につながり、その自信が相手に安心感を与え、更にモテることになる。逆に自分に自信が持てない人に、他人を十分に惹きつけるだけの魅力があるとは思えない。
周りから承認され興味を持ってもらえれば、人生はどんどん楽しくなっていくに違いないから、実は「モテること」は「複利で人生の質を向上させる」ための大きな要素だと言えるのだ。

主体的に人生を創造するには?

ところで、今の日本に漂う閉塞感の大きな原因は、日本人の自信喪失によるところが大きいと、俺は考えている。
グローバル化が進み、今までの日本のスタンダードだったカルチャーがことごとく崩壊し、我々は変化することが当たり前のシステムの中で生きることを余儀なくされてしまった。これまでの常識が通用しなくなり、どのように行動したらよいのかが明確でなくなると、人間は現状を維持することだけで精一杯になる。しかしそれがずっと続くと、自分でも気がつかないうちにセルフイメージが低下し、自信がなくなり、人生の主導権を手放してしまう。
これは運命に人生を委ねる生き方で、主体的とは言えない。自分に起こる不幸はすべて社会や他者のせいにして、自分で責任を取らないことにすれば、確かに一時的に楽になれる。しかし、このように物事に反応して生きるようになると、人生の満足度は下がっていくばかりだ。だが一度しかない人生、本当にこのような生き方で後悔はしないだろうか?
この日本というチャンスに恵まれた国に生まれたからには、自分の人生はできるだけ主体的に創造していくべきではあるまいか。そのためには自分に自信を持っていることが必要条件であるわけで、その自信につながる「モテ」が重要となってくる。
それには、ただ外見や身だしなみを整えるという表面に飾ることだけでは足りない。コミュニケーション力、リーダーシップの発揮、そして自分の市場価値を高めるという人間の総合力が必須の要素となってくる。

憧れられる人生を目指そう

ところで、誤解しないで頂きたいのは、この「モテる」という言葉が、いわゆる「異性から恋愛対象として好意を抱かれる」ということだけではないということ。同僚から一目置かれたり、家族から頼りにされたり、友達から信頼されたりというようなことも含んで「人間的にモテる」ことが大切だ。言い換えれば、他人から慕われ、さらには憧れる存在になること。
自信に満ち溢れて、向上心を燃やしながら自分のやりたいことに向き合って生きている人間は、それだけで魅力的だ。そういう人に人々は憧れを抱き、自分も同じような道を目指そうとする。このような状態に自然な形でなれれば、人生はより楽しくなるし必然的にモテていく。

簡単ではない道のりだから仲間とメンターが必要

モテることが自信につながり、人生の満足度を高める自己実現につながるということご理解いただけたと思うが、これを一人で実践しようとしてもなかなかうまくはいかない。なぜならモテとは、常に自分と向き合い、時には甘い誘惑を断ち切りながら、地道な努力を習慣化することでやっと手に入るものだからだ。
特にこれを目指す初期のプロセスはキツい。楽な方へ流される自分を律し、変化の中でチャレンジをし続けなければならない。自分が挫折しそうになったときに、正しい道に引っ張っるのは、自分の意志だけでは極めて難しい。(それができるような人は、そもそもすでに大モテだろう)そんなときに必要なのがメンターであり仲間だ。そいう仲間と出会い、お互いに切磋琢磨して向上できる環境を選び、モテという究極の自己実現にチャレンジしてほしい。

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