BLOG
「昼休みにやる30分筋トレ」の効果的継続法
ランチより断然筋トレ!
本格的にジムに通い始めてから、そろそろ7年が経つ。ジムに通い始めた当初は、ダイエット目的で有酸素運動の「ランニング」をする時間が多かったが、今はボディーメイキングのため無酸素運動の「筋トレ」が中心になった。昼休みにランチの誘いをやんわりと断り、「ジムに行く」と言うと、会社の同僚たちからはこんなことを言われることが多い。
「今日も行くの?よく続いていて、ものすごくストイックだよね~」とか、
「なんで辛いことにわざわざ金をかけられるのか、自分には理解できないよ」
などだ。ただし俺は毎日のジム通いを「ストイック」だとも思わないし、筋トレは「金を払ってでもやるべき自己投資」だと考えているから、「筋トレを否定する君を理解できないのは俺の方だよ」と心の中でつぶやきながら、笑顔で颯爽と会社を出ることにしている。
自己流の筋トレでは、結果にコミットは難しい
以前は自宅のそばのジムに通っていたが、そこは安さだけが取り柄で、トレーナーも設備もしょぼかった。
マシンの正しい使い方やトレーニングフォームを、パートのおばさんや学生のバイトに見てもらっても、本当にそれが正しいのかどうか確信が持てなかったし、その人たちの体型も正直「???」だった。追い込むのも自分自身だから疲れたらそこでやめてしまっていたし、ラットプルダウン(背中のトレーニング)をしていても「背中に効いている感」というものがどんなものなのかよくわからず、なぜか翌日上腕二頭筋が筋肉痛になってしまうなんてこともあった。
このままではいつまでたっても理想のボディーには近づけない。そう思って次に選んだのが、会社の近くの大手ジムに通う作戦だ。たまたま俺の勤めている会社の隣のビルに、誰もが知っている大手のジムがあり、所属をそこに切り替えたのだ。年会費は以前の4倍以上になったが、平日の昼休みはほぼ毎日そこに通っているので、元は取れていると思う。
このジムの何が素晴らしいかというと、靴やトレーニングウェアやタオルのレンタルはすべて料金に含まれていること。そして会社から徒歩2分という利便性、そしてトレーナーたちの意識とレベルの高さだ。俺は2週間に1度、パーソナルトレーナーと一緒に高負荷のスペシャルメニューを行い、フォームのチェックから食事のダメ出しまでトータルでコンサルしてもらっている。パーソナルトレーナーをつけるとその分価格も上がるので、毎週お願いはできないけれど、この2週間という間隔が俺にとってちょうどよいのだ。
「昼休み30分筋トレ」のタイムテーブル
基本的に会社の昼休みは60分なので、普段のランチタイムトレーニングは次のようになる。まずは筋トレの前にある程度糖質を取るのが正解ということなので、バナナを1本トレーニングの30分前に食べておく。
0~10分 チェックイン、着替え
10~40分 トレーニング(一日2部位をローテーション)
40~50分 シャワー、着替え
50~60分 コンビニでランチを買いながら会社に戻る
そして会社のデスクでサンドイッチなどをつまみながら、午後一番のメールチェックをするというのが、この数年の俺の基本ルーティーンだ。ちなみに隔週でパーソナルトレーニングがある日だけは、昼休みではなく業務後に、1時間みっちりと追い込んでもらう。
「継続は力なり」とはよく言ったもので、最近ますます肩幅が広くなり、上半身に厚みが出てきた。
昨年着ていたワイシャツやジャケットはもうパツパツで着られないので、毎年洋服を新調するいい言い訳にもなっている。
毎日のモチベーションをいかに保つか?
しかしこんな俺でも、筋トレが億劫な日がないわけではない。そんな時は、とりあえず「1部位1セットだけ」をやることにしている。そこまでやってもまだ気分が乗らない時は、ジムのサウナに入ってリラックス。でも不思議なことに、とりあえず1セットをやり終わると「あともう1セット!」となるから不思議なのだ。
モチベーションが上がらない時はジムに行きたくない日もあるけれど、それでもここまで継続してこられた秘訣は、やる気に頼らず継続できる環境や仕組みを整えたからだと思う。正直に言うと、会社の同僚と毎日ランチするほど苦痛なこともない。会議でも会うし、すれ違えば立ち話もするし、どんなに仲が良い同僚でも毎日一緒にランチだなんて、俺はまっぴらだ。
昼ジムは、そんな俺に最高のランチエクスキューズを与えてくれる「魔法の言い訳」でもあるのだ。