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会社のミッションと自己実現の全体最適化

俺の働く会社は、毎年12月になるとかなり忙しくなる。
通常の業務に加え、上司や同僚の評価や、今年1年間の自分のパフォーマンスに対するレビューを書かなくてはいけないからだ。

これが結構大変な作業で、軽く数十時間を費やすこととなる。
「能ある鷹は爪を隠す」のは日本の諺だけど、外資系の会社では能を少しばかり誇張して、ツメをピカピカに磨いてむき出しにしておかなければ、きちんと評価がされないのだ。

同僚や上司のレビューも、それが彼(女)らの評価、すなわち昇給やボーナスに直結するので、下手な事は書けない。
改善の余地のある部分をさりげなく出しつつも、彼(女)らの貢献がどれほど素晴らしかったのかを書くのだが、毎年同じ文言というわけにもいかないので、書く方も工夫しなければならない。
そしてこれを適当に書いてしまうと、それを読む上司にバレてしまい、結局は自分の評価が下がるから、手を抜けない(笑)。
更にやっかいなのはこれを全部英語で記入しなければいけないからで、「これだけでネイティブの5倍くらいの時間がかかるよな~」と毎年思う。

ところで、この時期にもう一つやっておかなければいけないことは、来年の自分のゴール設定だ。
会社のミッションは決まっているので、それに沿う形で部署のミッションも決まる。
そしてそれに合わせて個人のゴールを設定するのが我が社の習慣だ。
きっと他社でも同じようなシステムや考えでやっているところが多いはずだ。

この時に、適当に来年のゴールを設定してしまうと、次の年末に自分のレビューを書く時に苦しくなる。
自分のゴールと実績がずれていると、正しく評価してもらえないからだ。

会社のミッションと自分の個人の夢や目標をすりあわせ、会社も個人も双方にとって利益に結びつくような最適化を考え、それをゴールにする。

そしてそこには、やらなくてもいいことを決めることも含まれる。
そうしないと、結局どうでもいいことにこだわってしまったり、やらなくてもいいことをやって、自分だけ満足して終わってしまうことになりかねない。
必要のないことをやめることで、より生産性があがるのは明確だ。
だから、この作業は、時間が掛かるけれどとても重要な意味を持つのだ。

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