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「円高ドル安」か「ドル安円高」か、それが問題だ

「円高ドル安」とか「円安ドル高」とか、為替の話になるとこのような言い方をよく聞くけれど、実は金融の世界ではこの表現は使われない。
では何と呼ぶのかというと、円とドルを逆にして「ドル安円高」、または「ドル高円安」だ。

私たちがよく目にする為替チャートも、実はUSDJPYというコードが使われていて、USDというドルの方が先に来ている。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=USDJPY=X

だからドルと円の為替を語るときは常にドルが基準で、1ドル=xx円と表現するし、1円=xxドルとは言わない。

ちなみに、円は世界の主要通貨に対してすべて後に来る。
これは世界の慣習で、通貨の単位のルールでそう決まっており、ドルが円より優れているということではない。

理由は単純で、これは通貨の桁数に関係があるからだ。
円を主語にすると、表示はすべて小数点以下になってしまう。
例えば、「今日の為替1円=0.0092ドル/1円=0.0083ユーロ」って言われても、誰も直感的に理解できないと思うが、「1ドル108円/1ユーロ120円」と言われれば理解しやすいでしょ?

金融知識を身につけたいなら、主要通貨のペアでは「円はいつも後にくる」と覚えておこう。

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