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アルファーとベータ
金融知識を習得するためには、いろいろな用語を覚えなければならない。
中には超専門的な言葉で、解説を読んでも理解不能なワードもあるが、今回学ぶのはα(アルファー)とβ(ベータ)だ。
この二つの言葉は難しそうな響きだけれど、意外に簡単なので覚えておいて損はない。
そして、どこかでさらりと使いこなすと、「おっ、やるじゃん!」となる。
難しいことを全部省いて超簡単に説明するとβ(ベータ)は、金融市場全体からもたらされるリターン。
市場全体の変動に基づく部分だから、市場の指数に連動するインデックスファンドをイメージしてもらえればわかりやすい。
そしてα(アルファー)は、市場全体の変動以外かららされたリターンのことだ。
アクティブファンドは、インデックスファンドより多くの超過収益を目指して運用されるが、投資信託を運用するファンドマネージャーの銘柄選択や配分によってもたらされたリターン(超過収益)がα(アルファー)だ。
俺たちは何かを付加するときによく「プラスアルファー」と言うだろう。
あれと一緒で、基本のベータに上乗せされる部分がアルファーだ。
だから、ベータを取りにいくのがインデックスファンド。
アルファーを狙いにいくのがアクティブファンドと言えることができるのだ。
どう?なんかかっこよくない?