BLOG

積み立てNISAの前に、iDeCoでしょ

積み立てNISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)。
年金2000万円問題の後、よく聞く言葉だけれど、一体何がどう違うのか?

ほとんどの人たちにとって「つみたてNISA」を始める前に使うべき制度がある。
それは「iDeCo(イデコ)」

iDeCo=個人型確定拠出年金と書くと、すごく難しそうなんだけれど、
良く見るとこれ以上わかりやすい説明はない。

個人型確定拠出年金。まずは個人型の年金であることは、直感的に想像できる。
難しいのは「確定拠出」の部分だ。
この言葉を理解するためには、
相対する「確定給付年金」という言葉を知っておく必要がある。

「確定給付年金」とは、
企業などが支払った掛金を金融機関が運用し、
将来受け取れる年金の額が確定し、約束されているもの。
「給付される年金額が確定」されているので、確定給付年金。
いわゆる今までの「企業年金」のイメージだ。

一方、iDeCoの「拠出年金」とは、
企業や加入者が毎月一定額の掛金を拠出して、自分で運用する年金。
「毎月拠出する額が確定しているので、確定拠出年金。
当然運用の結果次第で将来受け取れる年金の額は違ってくる。

なぜこのiDeCo(個人型確定拠出年金)がつみたてNISAより、
投資の観点から見て優れていると言えるのか?

それは年金として拠出したお金が所得から控除できるために、
所得税や住民税が低くなるからだ。

つみたてNISAは、投資した結果の利益に対して免税というメリットがあるが、iDeCoはそれに加えて年金として運用する投資の掛け金が、所得から控除されるというとんでもないメリットがついている。

だから所得税や住民税を払っているビジネスマンは、
つみたてNISAの前にまずiDeCoを活用すべきなのだ。

SHARE

TOP OF PAGE