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自分の時間も他人の時間も「時は金なり」

俺が仕事上のコミュニケーションで心がけていることが2つある。

一つは、連絡はよほどのことでない限り、電話ではなくメールで行うこと。
もう一つは、複雑な情報の共有は会議の時に一発で終わらせること。

自分が集中しているときに、全く別の要件の電話に出ることや緊急ではないことで呼びだされて仕事の手を止めることほど、生産性が落ちることはない。

だから「自分にされたくないことは、他人にもしない」という小学校の道徳で習ったことを、俺は今でも守り続けている。

電話が鳴れば、自分の状況がどうであれ、今やっていることが中断される。
たとえ電話を取らなかったとしても、着信音で集中力が一度途切れると、元に戻すのには相応のエネルギーが必要だ。

だから緊急じゃない時の電話は、極力やめて欲しいのだ。

連絡はメールで、お互いの都合が良いタイミングでやりとりするのが、ビジネスコミュニケーションの基本だと思っている。(もちろん顧客からの電話や緊急の要件の場合は別だ)

もう一つは、情報共有の方法だ。

ある情報を立ち話で聞かされた後に、全く同じ内容のものを別の会議で聞くのは苦痛でしかない。

だからメールでは難しい情報共有は、急ぎの案件でなければ、関係者が集まる会議に一回で発表して、終わらせるように心がけている。

また、メールで共有したものと同じ情報を、わざわざ会議で繰り返すのも無駄だ。

メールを読んでないと思われているのかもしれないが、読んでいないのは、読まなかった人の責任だ。

しかしどういうわけか、どの会社にも俺と反対の考えの人が一定数いるようだ。

時間に対する意識が高ければ、決して他人の時間を無駄にするようなことはしないはず。
それは自ずとその人の行動に表れると思う。

俺は自分の時間と同じくらい、他人の時間を貴重なものとして捉え、それを盗まないように日々気をつけているつもりだ。

コミュニケーションが上手って、そういうことを意識して実践できているかどうかだと思うのだ。

電話の方が話が早いのはわかるけれど、相手の立場を考えながらコミュニケーションの手段を選びたい。

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