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簡易宿泊所許可物件を探す旅(2)

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枯渇する沖縄の簡易宿泊所物件

沖縄の不動産会社と一言で言っても、その数は星の数ほど存在する。
俺が最初に声をかけたのは、今の民泊物件を紹介してくれたA社とそれを建設したB社。
同時進行で沖縄でビジネスを展開している友人にもコンタクトをとり、そこから金融機関の融資担当者を紹介してもらったり、自分の融資の可能性などをあらかじめチェックしたりするということを地道に続けた。

本業やプライベートの他の予定もだいぶ忙しかったし、沖縄の不動産業界の休日がなぜか日曜と祝日なので、1回の沖縄訪問で取れる時間は土曜日を入れて最大2日だ。
木曜日の仕事終わりに沖縄に飛び、会議が少なめな金曜日は有給休暇。
金曜と土曜で不動産屋を訪ね、土曜の夜に東京に帰ってくるというパターンが多かった。
飛行機は毎回格安航空のジェットスターで、成田出発の那覇便。多少窮屈だが片道1万以下で東京都沖縄を往復できたのは、かなりありがたかった。

こうして何人もの人たちを紹介してもらいながらそれぞれの話を聞いているうちに、沖縄不動産の全体像が掴めてきた。
それは「島の不動産価格はここ数年毎年上昇を続け、もはやバブルと言っても過言ではないベルまで到達している」ということ。
更に追い打ちをかけて俺の心をへし折った事実は、「簡易宿泊所が営める物件は、もはやほとんど市場に出てこない」ということだった。

簡易宿泊所探しの最大の障害は用途地域

簡易宿泊所として認可を受けるのに一番ハードルが高いのが、その土地の用途地域だ。
土地の用途地域は全部で12種類に分けられており、民泊が可能なのはそのほんの一部に限られる。
いわゆる閑静な住宅街と言われるところでは、簡易宿泊所の認可が下りないのだが、通常売買物件が出るのはほとんどがその地域。
沖縄の現地業者も簡易宿泊所可能な物件は常に狙っているから、東京からたまにのこのことやって来る部外者の俺に良い物件情報がまわって来るなんて、雲をつかむような話だということだ。

それでも俺は自分の条件を出会う人たちに話し、それに合致した物件があれば迷わず購入する意思を伝え、何か情報が出たらすぐに連絡が欲しいと訴え続けた。

しかし世の中そんなに甘くはない。
昨年一年間一生懸命活動したが、これといった情報も得られることができず、2018年は暮れていった。

そして2019年4月の始め。俺は再び物件を探しに今年初めての沖縄に飛んだ。

そしてついに、出会ってしまったのだ。。。

(続く)

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