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簡易宿泊所許可物件を探す旅(1)

民泊のグレーゾーンから合法民泊へ

昔から俺のブログを読んでくれている人なら記憶に残っているかもしれないが、俺は数年前に民泊を運営していた。というか、実は今も継続中だ。

以前は新宿と沖縄で営んでいたが、民泊新法が施行され、新宿の方はグレーゾーンがブラックになるという判断で撤退した。
沖縄はいろいろなチャレンジもあったが、簡易宿泊業の許可を取得し、今でも合法的に運営を続けている。

沖縄は俺にとって特別な場所だ。
あまりにも魅惑的な島の魅力にはまり、過去10年以上の間、毎年1回ずつは本島と離島をそれぞれ訪れていたほどだ。
だから民泊が不動産仲間の間で流行りだした頃、俺は真っ先に沖縄でこのビジネスを展開したいと思った。
理由は単純で、沖縄に民泊物件を持てば、もう好きなだけ「仕事で沖縄に行ける」と考えたからだ。

そうして俺はすぐに沖縄に飛び、現地の事業者とコネクションを作り、なんとか頼みこんで民泊可能な物件を賃貸で紹介してもらった。
そこで紹介してもらった物件に即申込をし、代行業者に部屋をコーディネートしてもらい、ぼったくりの被害も初期投資の一部として目をつぶりながら、なんとか運営にこぎ着けた。2016年の話だ。

沖縄の民泊の現状

当時の沖縄は、俺と同じ事を考えている輩が日本中から押しよせ、民泊可能物件があっという間に枯渇するという異常な状況だった。
あと1ヶ月行動するのが遅ければ、俺にはもう物件を紹介されるというチャンスはなかっただろうし、最初に紹介してもらった物件を見送っていたら、そこですべてが終わっていたと思う。
本当にギリギリのタイミングだったが、あの時リスクをとったおかげで、今では約4年間リモートで運営を続けることができ、様々なノウハウも蓄積されてきた。

客の入りも順調だ。沖縄という土地柄、特に何もしなくても年間を通してコンスタントに集客ができる。
現地の清掃会社のクオリティーが素晴らしいので、ゲストからの評判も大変良いレビューをもらっている。だから俺の民泊業は順風満帆と言って良いだろう。

転貸物件というリスク

ただ一つ、ずっと心の中でくすぶり続けている問題がある。
それは、この物件は賃貸物件だということだ。
もちろん大家は民泊を認めて俺と賃貸契約を結んでいるだが、その契約は2年毎にやってくる。
いろいろな理由で賃貸契約を解除されてしまうと、俺の民泊ビジネスもThe Endだ。
実は管理会社の話では、大家は俺のやっていることを見て、俺との賃貸契約を解除した後、自ら民泊を運営したいと考えはじめているらしいのだ。
もしこの家が自分の名義ならば、家賃分をローンの返済に置き換えるだけで、安心して民泊運営を続けることができるし、物件は将来俺の持ち物になるのだからこれ以上素晴らしいことはない。
しかしこのまま何もしなければ、近い将来この家の賃貸契約が終わってしまう可能性が高い。
その時俺はもうどうすることもできないのだ。

そんなわけで、俺はリスクヘッジのため、沖縄に自分の名義の家を購入し、そこで新しく宿泊業の許可を取り、民泊業をスタートさせたいとずっと夢見てきた。
将来その家に移住することも視野に入れつつ、しばらくの間は民泊を営み、その収益でローンを完済するという作戦だ。

そうして俺は、暇を見つけては沖縄に飛び、現地の不動産会社を回りながら民泊可能な戸建て物件を探し始めた。2018年の春の事だ。

(続く)

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